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三島市郷土資料館企画展「古代伊豆国ー国府と国分寺ー」

古代、都から遠く離れたこの三島の地は、伊豆国の中心としてどのような景観を呈していたのでしょうか?

現在の静岡県域には遠江・駿河・伊豆の3つの国が置かれ、三島は伊豆国の国府(統治の拠点)に定められて国庁が造営されました。都から地方行政を担う国司が派遣され、地元の有力者たちは中央集権国家体制のもとで再編されていきます。伊豆国内で生産された特産物などは国府に集められて中央へ運ばれ、中央と地方の往来が活発化して、人・モノ・文化が混じり合っていきました。天平13年(741)には聖武天皇による国分寺建立の詔をうけ、三島市域にも国分寺・国分尼寺が設置されることになりました。

本企画展では、律令制下における三島の様子について、国府や国分寺に関係する遺跡の出土資料を中心にご紹介していきます。

主な展示資料
・伊勢堰遺跡出土の墨書土器、箱根田遺跡出土の祭祀遺物、伊豆国分寺遺跡出土の創建期の瓦
・「伊豆国正税帳」※(正倉院古文書複製、国立歴史民俗博物館所蔵・原品:宮内庁正倉院事務所所蔵)
※会期中展示替えあり。第1期10/15~11/17、第2期11/18~12/18、第3期12/20~1/29

会期
令和4年10月15日(土)~令和5年1月29日(日)

時間
9:00~17:00(11月以降は16:30)

入館料
無料(ただし楽寿園入園料が必要) 
             

問い合わせ
三島市郷土資料館
    ℡055-971-8228 〒411-0036三島市一番町19-3 楽寿園内
    https://www.city.mishima.shizuoka.jp/kyoudo

             

企画展「古代伊豆国ー国府と国分寺ー」チラシ