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開催中 - 静岡県富士山世界遺産センター

富士山の曼荼羅Ⅲ-富士山表口の信仰空間-

 静岡県の富士山信仰の特色として、東西に横断する主要街道「東海道」を利用し、道者(どうしゃ)と呼ばれた富士山への参詣者が東海・近畿地方から数多く訪れていました。こうした道者の多くは、富士山表口と呼ばれた登山道(大宮・村山口登山道)から富士山へ登拝していました。
 本企画展では、このような富士山への登拝の様子を描いた宗教画で、昨年度に住友財団文化財修復助成事業により、江戸時代後期以来の修復を完了した富士参詣曼荼羅(天満山松栄寺本)の原本を展示し、あわせて文化財修復の過程もパネル紹介いたします。
また、富士山信仰の世界観を画面の中に散りばめた新作の絵解き(えとき)絵画「富士山絵伝」三幅を揃いで初公開します。その他、富士山の祭神を描いた御影(みえい)、登山案内図を含めて、富士山表口の信仰空間(世界観)を紹介する展示会です。
(主な出品作品)
 ・「富士参詣曼荼羅」(天満山松栄寺所蔵、富士山かぐや姫ミュージアム寄託)
 ・「富士山絵伝(Ⅰ)~はじまりは火と水の力」「富士山絵伝(Ⅱ)~神の住まう国」「富士山絵伝(Ⅲ)~美しき山を目指すもの」(中村芳楽氏所蔵)
 ・「感黄(感夢)浅間大菩薩像」(天満山松栄寺所蔵、富士山かぐや姫ミュージアム寄託)など8点を紹介。
  その他、文化財修復の過程についてもパネルにて紹介いたします。
(関連イベント)
 公開講座「『富士山絵伝』の絵解き解説(仮題)」
 ・日時:令和3年1月17日(日)14:00~15:00(定員30名、13:00~整理券配布)
 ・会場:センター1階研修室
 ・講師:阿部 美香(昭和女子大学非常勤講師)
(観覧料) 
 常設展観覧料で御覧いただけます。
 (常設展観覧料) 一般300円、団体(20名以上)200円、15歳未満・学生・70歳以上・障害者等無料(要証明)