文学館特別展「弥次さん喜多さんと楽しむ飛び出す!東海道中膝栗毛展」
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弥次さん・喜多さんの旅をリアルに体験!
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」放映や、日本遺産「弥次さん喜多さん、駿州の旅」認定5周年にちなみ、「べらぼう」にも登場が予想される江戸の読本作家・十返舎一九(じっぺんしゃいっく・1765-1831)の大ベストセラー『東海道中膝栗毛』の世界を紹介します。日本初の職業作家とされている十返舎一九は、駿府町奉行所の同心・重田家の出身で、駿府(今の静岡市葵区両替町)で生まれました。江戸で文筆活動を行い、1804~1809年に刊行された『東海道中膝栗毛』が大ヒットしました。『東海道中膝栗毛』は刊行から220年経った今に至るまで、現代語訳・マンガなど、さまざまな形で読み継がれ、弥次さん・喜多さんのコンビが繰り広げる珍道中は時代を超えて愛されてきました。
本展では、『東海道中膝栗毛』のゆかいな世界を、江戸時代の浮世絵・版本・双六などの歴史的な資料展示コーナーと、立体体験コーナーのダブルでお楽しみいただきます。2024年、『痛快歴史マンガ 東海道中膝栗毛』を静岡新聞社より刊行した漫画家・たたらなおきさん(静岡市在住)が、「日本橋の旅立ち」・「小田原宿の五右衛門風呂」から「四日市の強風」・「京の三条大橋」などまで、膝栗毛や歌川広重の保永堂版東海道シリーズに描かれた、さまざまな名場面を段ボールの立体造形でユーモラスに再現してくれます。弥次さん・喜多さんになったつもりで、東海道やお伊勢参りの珍道中に入り込み、写真を撮りながら、膝栗毛の世界をお楽しみください。
展示会情報
会期:6月7日(土)~7月21日(月・祝)開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)(7月21日(月)は開館)
入館料:大人400円(団体20名以上320円)、中学生以下無料、障がい者手帳等をご提示の方無料
【開催イベント】
詳しい内容は、藤枝市郷土博物館・文学館のホームページをご覧ください。
【藤枝市郷土博物館・文学館HP】文学館特別展「弥次さん喜多さんと楽しむ飛び出す!東海道中膝栗毛展」
交通アクセス
- 電車・バスの場合
- 自動車の場合
- 新東名高速道路藤枝・岡部ICで下車。県道381号島田岡部線(旧国道1号)経由20分、または県道209号静岡朝比奈藤枝線経由15分
- 県道381号(旧国道1号)緑町交差点経由、または国道1号(藤枝バイパス)谷稲葉I.C(西方面より)、薮田東I.C(東方面より)経由約10分
博物館情報
- 歴史系博物館
- 文学館
藤枝市郷土博物館・文学館
郷土博物館・文学館は、市民の憩いの場である蓮華寺池公園内にあり、花と水と鳥をテーマにした公園には、春の桜、藤、サツキ、しょうぶと続き、夏のハスなど自然の表情の移り変わりの中で郷土の歴史・文学・文化に触れ、親しむことができます。
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