特別展「大江戸の暮らしと町並み展」
-檜細工師・三浦宏の粋なミニチュア、勢揃い!
令和7年の大河ドラマは「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」です。大江戸の文化に注目が集まります。
本展では、江戸時代後期の商家や湯屋、庶民の長屋などを縮尺1/10、1/20で精巧に再現したミニチュア模型を70点以上展示し、大江戸の町並みや庶民の暮らしをご鑑賞いただきます。ミニチュア模型を製作したのは檜細工師の三浦宏です。もともと浅草の風呂桶職人だった三浦は、昭和55年(1980)、人形作家・辻村寿三郎から江戸吉原の妓楼「三浦屋」の製作を依頼されたのを機に、江戸時代の家屋や和船の忠実な復元に取り組み、亡くなるまでの40年で100点以上の作品を製作しました。
今回、呉服屋・湯屋・両替商・床屋・旅籠・船宿や庶民の棟割長屋、各町にあった高札場・木戸番・火の見櫓・各種の和船など、内部まで精巧に作り込まれたミニチュア模型を多数展示し、過去最大級の三浦宏遺作展となります。浅草で育まれた生粋の職人技でよみがえった、江戸の町の風情や庶民の暮らしぶりをお楽しみください。
天明3年(1783)、蔦屋重三郎が江戸に開店した全盛期の耕書堂を立体再現!【小幡耕一作】
1階では浮世絵を所狭しと販売する耕書堂の店頭風景を、2階では絵師・彫師・摺師たちが手を動かして浮世絵を制作する作業風景をご覧いただけます。
歌川広重の「藤枝宿人馬継立図」も立体再現!
初代広重が描いた上伝馬問屋場前での人馬継立の様子を映像投影型のジオラマで再現して、お披露目します。
展示会情報
会期:2月1日(土)~3月30日(日)開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)、2月25日(火)(24日(月)は開館)
入館料:大人600円(団体20名以上480円)、中学生以下無料、障がい者手帳等をご提示の方無料
【開催イベント】
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江戸の伝統文化や暮らしを学ぶ!
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江戸の音色を生で楽しむ!
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12名のドールハウス&ミニチュア作家によるミニチュアショー開催
交通アクセス
- 電車・バスの場合
- 自動車の場合
- 新東名高速道路藤枝・岡部ICで下車。県道381号島田岡部線(旧国道1号)経由20分、または県道209号静岡朝比奈藤枝線経由15分
- 県道381号(旧国道1号)緑町交差点経由、または国道1号(藤枝バイパス)谷稲葉I.C(西方面より)、薮田東I.C(東方面より)経由約10分
博物館情報
- 歴史系博物館
- 文学館
藤枝市郷土博物館・文学館
郷土博物館・文学館は、市民の憩いの場である蓮華寺池公園内にあり、花と水と鳥をテーマにした公園には、春の桜、藤、サツキ、しょうぶと続き、夏のハスなど自然の表情の移り変わりの中で郷土の歴史・文学・文化に触れ、親しむことができます。
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